もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

買ったのは予定外の iPod nano

iPod nano 太っちょ、買ってしまいました…。touchを待つか、classicかで迷っていたはずだったのだけれど、何故?と自問自答。

touchかclassicかで迷う

5日(日本時間では6日早朝)に発表された新しいiPodファミリー。待望の「携帯電話抜きのiPhone」ことiPod touchも出て、TVニュースでも取り上げられ、iPodで検索しても有用な記事がまったく見つからないほど話題沸騰中。
買い替えることは以前からほぼ決めていて、この発表まで買い控えていた自分は、さてどれにするかと主要なIT系ニュースサイトのレビューを見比べる。狙いは上述のtouchと、現行モデルのブラッシュアップであるiPod classic
touchは、iPhone譲りの画期的なUIへの羨望で、冷静な判断ができるようになるまでしばらくかかったが、発表直後の興奮も少し醒めると、どこか引っかかる点があるのも確かなのだった。
まず容量。これまでは動画未対応の古いiPodを使っていたが、それでもライブラリは既に15GB。touchは大きい方でもMax16GB。動画を足したらどうしたって全ライブラリを持ち出すことは出来そうにない。メイン機の置き換えとしてはちと辛い。
Wi-Fi機能は、あの小ささでWWWブラウジングができるのは魅力的に思えるが、実はそれほど使う場面がないんじゃないかという気もする。生活エリア内には駅のホームとマクドナルドくらいしかアクセスポイントがなさそうで、しかもそれらは有料だから、気軽さに欠ける。職場はWi-Fi禁止なので論外。利用できるのもWWWだけでメールアプリがないというのもがっかりした。
そんな感じで、touchの面白さは抜群なのだが、実用性からみると無難にclassicかなあ。touch以外はもう店頭に並んでいるはずで、じゃあ実物見てみるかとヨドバシカメラへ行ってみたのだ。

実物を見たら気が変わった

iPodコーナーはオーディオコーナーの入り口に作られていて、かなりの賑わい。中年の夫婦らしき二人、小学生と母親、若い男性。nanoとclassicが収められたショーケースの前から人がいなくなることはなかった。
実物を見ると、アルミ外装になったclassicは今ひとつ購入意欲をそそられない。なんでだろ。ずっと白いのに慣れていたからだろうか。一方、その上の段に並んだnanoは思っていたよりずっと小さくて薄い。こんなちっちゃいので動画が見られるのか、と思ったら急速にそちらへ気持ちが傾いてしまった。2万円を切る値段がそれに追い打ちをかける。全ライブラリを持ち歩きたかったはずなのに、これだけちっちゃければ別にいいか、という気持ちになってしまった。

使ってみた感想。動画対応どころかカラー液晶すら初めてで、画面のきれいさには驚くばかりだ。動画も見やすい。クリックホイールは自分には小さすぎるのか、クルクルは問題ないが、ピッと真ん中のボタンを押すときに同時にクルクルもちょっと動いてしまったりと、敏感すぎる印象。ヘッドフォンは付属のではなくER-6iをそのまま使って、音は気になることもなし。むしろ今までのより良いかも。
バッテリーの保ちはカタログスペックで24時間と申し分ない。普段は直にポケットに入れて歩いているので、これだけ軽く小さければその点でもよろしかろう。