もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

前半3失点で勝負あり

新潟戦はスカパーにてTV観戦。スカパーの映りが悪いのはケーブルの接触不良が原因らしいことは分かったので、ただでさえ試合が萎えさせる展開だったのに加え、抜いたり挿したりひねったりしながらの落ち着かない観戦になってしまった。
結果は1-3で敗れた。前半で3失点。毎試合1点は取れるようになったが、それ以上に取られ続けている守備の破綻は大きな問題。人数をかけて守備的に戦ってこれだからまた辛い。一度0-0で引き分ける試合とか見てみたいよ。
スタメンは前節からほとんど変えず。

      平本
滝澤     奥    内田
    山口  根占
中島  太田  早川  山田
      菅野

古巣相手にキャプテンマークで出場の山口には大いに期待した。
試合は、立ち上がりにFKのチャンスを得たものの、その後は防戦一方。ホームでめっぽう強い新潟は、後ろからもどんどん攻撃参加して横浜に落ち着く時間を与えない。
14分、FWへの楔からのこぼれを押し込まれて早速失点。ディフェンスは局所ではきっちり行っているが、全体ではどこか軽い感じ。セットプレーで相手を何人もフリーにさせたりと、集中力がない。
ディフェンスラインで奪ったボールは、繋ぎが雑で相手に渡してしまうのが目につく。山口からの大きな展開もあったが、その山口が狙われて奪われ大ピンチという今季何度も繰り返されたシーンもきっちり再現。
27分、ロングボールの対応が拙く2失点目。ラインコントロールは統一感がなく、矢野、エジミウソンともに何度も簡単に裏へ抜け出されてしまう。怪我人などで結果的に「日替わりDFライン」なのもあるだろうが、それにしてもいつになく脆かった。
41分、山田のタックルがファールを取られてPK。前半で3点のビハインドに、頭を抱える。
後半は、頭から中島に代えて智吉。新潟が無理して来ないこともあって、前半のような一方的な展開からは若干盛り返す。11分には滝澤に代えて難波。右に大きく開いてカウンターの起点になる。左に入った内田と、智吉のオーバーラップ。いくらか形になる。36分、平本がPAで倒されてPK。奥が決めてようやく1点。
(今日の2本のPKはどちらも非常に微妙な判定で、このときは審判がバランスを取ったのだと受け止めた。だから攻めて奪ったPKという印象はあんまりない。)
その後も何度かゴール近くまでボールを運ぶが、シュートで終わることも少なくそのまま1-3で終了。
3点ビハインドだから思い切れたか、後半はシステムをとっかえひっかえして何とかしようというベンチの意図も見えたし、内田をはじめ何人かの選手が結果を求めてプレーしていたのは感じられた。前半で勝負がついてしまい開き直ったせいもあって、後半は割と楽しめる要素があった。奥は前節と比べればかなりフィットしていた。もちろんこんなものじゃないとは思うが。
逆に1点を争う時間には、攻撃の組み立てをもうちょっと上手くできないものかと不満に思う。前線での受け手としての動きの工夫がもうちょっと欲しい。出しどころがなく下げる回数が多すぎる。ポゼッションする時間を、前でも後ろでもいいからもうちょっとつくらないと、うちの良さが出ないのじゃなかろうか。