もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

WWDCも眠気が勝る

疲れがずっと取れない感じで、WWDC初日の夜も遅くまで起きていられなかった。翌朝にニュースサイトをチェックしてみると、今回の発表内容はずいぶんとおとなしかったみたいだ。「おっ」と思ったのは唯一、Safari for Windowsだけだった。無理しなくて正解だったかな。
とはいえ、やっぱり気になるお祭りイベント。後追いで基調講演の映像を見てみた。
盛り上がったのはシラーのおバカなiChatデモと、Vistaを皮肉ったバージョン毎の価格発表くらいだったろうか。紹介されたLeopardの機能も既知のものが多かったし、新しいFinderやStacks、Quick Lookは確かに面白いけれど、「あれがうちのiMacでスムーズに動くのか?」という心配が先に来てしまい、素直に感動できなかった。64ビット化といっても、対象はCore 2 Duoなのだろうし、ましてやQuadでもDualでもないコンシューマー向けiMac G5ではその恩恵をこうむれるとは思えない。まだ買って2年も経ってないんだけど、と、いじけ虫。
Time Machineのバックアップが無線LAN越しにできるというのはちょっと惹かれた。Time Machine自体はどうしても使いたい新機能なので、それが家庭内の複数台をまとめてできるということであればとてもうれしい。でもそれって802.11nじゃないとできないなんてことはないだろうね。そうなると遥か遠い話になってしまう。
Safari 3はまずXPに入れて触ってみたのだけれど、日本語が不自由なのでまだ試す段階でもなさそうだ。これが本リリースされればWindows上でSafariでの動作確認が(おおむね)できるので、仕事の上ではとてもとてもうれしい。期待して待とう。
いきなりアンインストールも忍びなかったので、どんなファイルが入っているのかを覗いてみたりして。

SQLiteが入っているのはどうやらCacheをこれで取り扱うみたいで、Cache.dbとicon.dbというのがユーザーフォルダに作られていた。ちょっと面白い。あとは、唐突にLucida Grandeフォントが入っている。ルック&フィールにこだわりをもつアップルらしい所作だ。好きなフォントだからこっそりFontsフォルダへコピーしようかとも思ったが、これってライセンス的にはどうなんだろう。
もちろん自宅のMacにも入れてみた。最初は起動すらしなかったが、思い出してInputManagerを外したら無事起動。こちらも日本語リソースはないが、日本語ページの表示はまったく問題なし。初回の起動にはやけに時間がかかったが、バージョンアップでいろんなファイルをアップデートしていたんだろう、2回目以降はがぜん軽快になった。スピードアップは体感できたような気がする。
でも、機能的にはあんまり違いが見つからないなあ。
Mac版ではCacheは今までどおりみたい。faviconはicon.dbがあるからSQLiteなのかな。同じバージョン3なのに何だか統一感がないけど。
Leopardの発売は10月。G3以前では動作しないという話だから、うちではサブノートのG3が置いてけ堀を食ってしまうことになる。デスクトップでLeopardを使い、ノートでTigerを使い、だ。以前もバージョンが揃ってない時期があって、Exposeを使おうとF9を押しても駄目なのが少し苦痛だったっけ。今回はFinderが変わるから、けっこうそういう目に会いそうだなあ。
冬のボーナスまでは何とか我慢、我慢。