ぎりぎりまで迷ったものの結局行かなかったナビスコカップ・ジュビロ磐田戦は、スカパーにて観戦。「行かなかったことを後悔させるような好ゲームを」なんて期待は言葉だけで、本心ではそれほど期待していなかったのだけど、まんまと後悔させられることになった。2ｰ0で勝利。まったく、うれしいね。
来週も三ツ沢なので、何とか体調を戻さねば。
風邪気味の体調とどっちつかずの天候、夜の試合だということ、いろいろ加味して最終的に行くのを断念したのが夕方の3時過ぎくらいだったか。スカパーの視聴予約をしてひと眠り。目覚ましはかけなかったけれど試合開始10分前に目覚める。画面に映った三ツ沢は雨は降っていない様子。
久保が怪我、カズが発熱で欠場との前情報。カズはともかく久保がいないっていうのは、じゃあFWどうするんだろうとスタメン発表は興味津々。で、蓋を開けてみればジウマール・シウバと難波の2トップだった。
シウバ 難波 滝澤 根占 山口 奥 智吉 早川 小村 和田 菅野
後半に難波を投入してリズムが良くなることが続いたので、この起用は妥当なところ。ボランチには前節の動きが評価されてか根占がスタメン。その他は動きなしで、メンバー固定で連携を深める狙いはやはり妥当。今のうちには落ち着きが足りないと感じるから。
試合開始。
横浜は縦に早く入れるサッカーは前節と変わらないものの、スピードで勝負できる2トップが裏を狙うのが少し違うか。決定機は産まれないが、受け身にならずに出来たという意味でこれは良かった。2人は前からも献身的に追っていくタイプだし、連動して中盤も積極的にプレスをかけ、相手に落ち着かせないのも良かった。和田が攻め上がってチャンスもつくる。攻めることで守る時間を減らす狙い？はまずまず成功して、前半は0ｰ0。
後半10分と11分に立て続けにゴール。中盤で引っ掛けて速攻の形がはまった。1点目は滝澤のクロスにシウバが頭で合わせたきれいなゴール。2点目は難波がつっかけて相手DFを引きつけ、フリーで受けた奥がちょんと浮かしてキーパーをかわす憎らしいシュート。磐田は崩れると脆い。
で、その後は落ち着いて守備。ゴン中山が入ってきた後は少しバタバタしたものの、菅野の好セーブもあり無失点で逃げ切った。
今季これまでで一番らしい試合ができた。相手の攻撃が迫力不足だったのもあるが、実に落ち着いたゲーム運び。山口のゲームコントロールは実況でもべた褒めだった。隣の根占も前回より仕事がハッキリしていたせいか、持ち味が出て良かったと思う。
滝澤は今日は当たりの日。ドリブルでの突破にミドルシュート。動き全般にキレがあった。
そして奥大介。やっぱりうまいわ。スタジアムで前のめりになってしまうと気付かないが、TV画面で俯瞰で見るとその上手さははっきりと目につく。今日のゴールで波に乗ってくれたらうれしいのだが。
久保を欠いた攻撃陣でこれだけできたのは大きな収穫だった。久保がいるときでも久保頼りにならず、これだけできたらいい。
いい試合だった。
