もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

おとなしすぎる入れ替え戦

19時からJ1・J2入れ替え戦の1戦目、ヴィッセル神戸vsアビスパ福岡をスカパー観戦。地上波で放送しないのは勿体ないな。ある意味優勝争いより面白いのに、とは他人事だからこそ言える感想か。結果は0-0で、盛り上がりに欠けた。
神戸は今シーズン4度も対戦したのでだいたい分かっているが、福岡については前もって何も調べず、そうして久しぶりに見た印象はまったく新鮮味に欠けた。例えばスタメンはJ2でやっていた頃とほとんど変わりないし、攻撃のキーマンが左サイドというのも同じ。それでやっていけるものなんだろうか。やっていけないからこの位置にいるのか。
両チームのスタメンの後に審判団が紹介され、思わず舌打ちする。とてもデリケートなジャッジが求められるはずのこの試合に、主審に柏原ってどういう意図なのか。シーズン中のジャッジぶりを評価して選んだとは到底思えない。試合が始まると案の定不可解な判定が続出して、イエローカードが景気良く振る舞われた。ただでさえ荒っぽいプレーが多く、今シーズンはファールに泣いたことも多かった神戸には不運な人選だったろう。
試合は終始福岡のもので、神戸はカウンターからしかチャンスが作れない。朴と北本の右サイドはよくがんばっていたけれど、全体に落ち着きがなく、ゴールに近づくとアイデアが乏しかった。リーグ終盤に調子を落としたのをそのまま持ってきたという感じ。スタメンだったガブリエルは交替出場での働きに比べると活きていない。福岡は特に後半に飯尾が持ったときなどは危険な香りがしたし、普通にやれば2点は取れたと思うが、詰めの甘さから無得点。これもこの順位にいる証左か。
で、結果はスコアレスドロー
ホーム&アウェイでの1戦目だからかお互い慎重であってしかるべきだけれど、それにしても見せ場が少なかった。ホームの神戸はもうちょっと強く行くべきだったんじゃないかな。2戦目はホームでやる福岡が俄然有利だと思う。神戸は出場停止だった三浦淳宏の出場という上積みがあるけれど、それを勘案しても今日のような出来では厳しい。
どちらにせよ、来季横浜がJ1でやるにあたっては大いに自信になる両チームの出来だった(結局はそれが言いたかっただけなのか)。