もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

平塚での苦手意識もどこへ

良い試合をやった次の試合なんてのは、えてしてこういうふうに難しくなってしまうものだ。湘南ベルマーレを相手に後半は一方的に攻め立てられ、それでも危うく逃げ切った1-0での勝利。内容は物足りなかったが、3位の柏が試合のないときに勝ち点差を4に開いた意味は大きい。
平塚へはいつもの京急ではなくJRを使う。大船で乗り換えれば1時間程の行程のはずが、時刻表を確認しなかったせいでたっぷり待たされ、早く家を出た分を始発駅でおじゃんにした。平塚駅からはシャトルバスを使い、競技場にはそれでも余裕をもって到着。前回の平塚は立ち見席の憂き目にあったが、今日は問題なくバックの自由席に腰掛ける。それでもなかなかの混雑ぶりで、一人1シートで腰掛けるようにとわざわざ言われるくらい。横浜側は湘南側に引けを取らない人数。チームの勢いかそれともただ近いだけか。
スタメン。

   カズ    城
ルイス 山口  吉野 内田
中島  小村  鄭  智吉
      菅野

アレモンは前節の怪我があって、今日の2トップは城とカズ。早川の出場停止にはいつもどおりヨンデが下がる対応。SHでいいプレーが続く内田はそのままに、中央に古巣との対戦となる吉野が入った。ベンチには北村が。
試合はキックオフ直後から湘南の積極性が見られる展開。横浜はいつもどおりに一度守ってからスタートする戦い方だが、前節と比べると相手の中央に割と楽にプレーさせてしまっているよう。サイドへ走り込む選手に、佐藤悠介あたりからパスを出させてしまう。
一方横浜の攻撃は、ダイレクトのパス交換や中盤での個人技からのチャンスメイク。湘南のDFは選手と選手の間にギャップが出来ることが多く、そこへFWやMFが走り込み、上手くパスが出せるとビッグチャンスに。ルイスはもちろん、内田もよくからんでいた。
19分、右に流れたルイスがワンツーで裏へ抜け、クロスをファーでカズが合わせてゴール。細かいパスでの崩しも良かったが、何より決めたのがカズということで大いに盛り上がるスタンド。前半はお互いにチャンスがあったが、スコアは動かず。
後半、湘南は頭から非常に嫌な選手、加藤望を入れてきた。それもあってか横浜の意識がより守備的なところへ、つけ込むように湘南が仕掛ける。特にドリブルでの仕掛けが多く、横浜の選手が置いて行かれるシーンが目立つようになる。こぼれ球も湘南が拾う機会が俄然多い。アジエルボランチの位置に下がってプレーするようになったが、脅威が減ったような印象はない。チームとしての運動量は明らかに見劣りする。北村の投入はそこへのてこ入れだったと思うが、流れを変えることはできない。
後半はほとんどの時間を横浜陣内でやっているような状況だった。菅野が決定機を何度も防ぎ、辛くもリードを守って勝利。
平塚は相性の悪いスタジアムだったはずだが、今日は最初から最後までそんなことをちらとも思わなかった。自信は自分の中にもいつしか蓄積されてたみたいだ。
帰りもシャトルバスを使ったが、バス待ちが長くて参った。といいつつ待っている間、勝った喜びで顔はニヤけていたりする。