もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

日本vsオーストラリア

昨夜はあまりの不甲斐なさにすぐ眠ってしまったので、今更だがちょっと書いてみる。
書いているうちに思い出してしまって、ひどく荒れた文章になってしまったが、そのままにしておく。
まず、結果は1-3での敗戦。後半残り5分から3失点した、後に引きそうな手ひどいやられ方だった。試合は終始オーストラリアペースだった。ここまでやられるとは思っていなかったので、終わったときはショックで声も出なかった。
試合前の選手の表情がまるで練習試合のような感じで、ピッチ上でキックオフを待ちながらすっかり雰囲気にのまれているのが見ていてとても不安だった。これからワールドカップを戦うんだという表情とは遠かった。
試合が始まると、日本は常に消極的だった。フィジカルコンタクトではファールばかりアピールして、相手を吹っ飛ばしてやるという意志を見せた選手は少なかった。やたらと倒れてばかりで、姑息だと見られても文句はいえなかった。あれではスタジアムにいた中立的なファンはみなオーストラリアを応援したはずだ。あの体格差だもの、本当に吹っ飛ばせとは言わないよ。でも倒されても掴み掛かっていくような闘志を見せた選手が一人くらいいてもいいんじゃないか?
30度の暑さの中でお互いがへばっていたが、オーストラリアと同じようにへばってしまっては日本にチャンスはなかったはずだ。走り負けたら終わりだって中田も試合前に言ってたじゃないか。でもそれを見せたのは数人だけだった。スタッフはちゃんと暑さ対策してたんだよな?
川口は大舞台に強いところをみせ、ファインセーブ連発で本当に良かった。あの失点シーンでかぶったのはミスだが、試合を通してみればあれを帳消しにしてあまりある活躍をしていた。
柳沢はシュート打てよ。
小野の投入は意味不明。というか、暑さでチームが消耗している苦しい後半に小野以外のチョイスがないってのがダメだ。前大会での戸田や明神のような、選出すべきという声の大きかった今野のような、中盤で献身的なプレーをし続けられるような選手を結局選ばなかったことが、悔やまれるよ、今更だが。
シュートが枠に飛ばない。決定力不足の前に、枠に飛ばしてくれ。
負けたときの呆然と立ち尽くす選手たちを見て、先の試合を見るのが怖くなってしまった。クロアチアには「勝てるか」ではなく、勝ち負けを争うような試合が出来るかどうか、少しでも可能性のある試合ができるかどうか、だ。クロアチアにも手ひどくやられ、ブラジルに遊ばれて2試合続けて虐殺なんてことになったら、日本は数年は立ち直れないよ。
BSで見ていたが、負けて苛立っている耳に聞こえてきたオレンジレンジの能天気な歌が非常に癇に障った。八つ当たり。