今年の入れ替え戦はスカパーでの生中継があったので、当事者でない気楽さで興味深くみた。水曜日の第1戦ではホームの甲府が2-1で勝利したが、内容はスコア以上に圧倒的甲府優位で、それを受けての今日の第2戦。やはりJ2に肩入れしてしまうので、視線は甲府寄り。
試合前には、なんだかんだいってそこはJ1とJ2の力量差、ホームの声援に押されて柏が劇的に勝つんじゃないかと予想していたのだけれど、終わってみれば2-6で柏の大惨敗。甲府はバレーがダブルハットトリック。石原、藤田など決定機はその倍はあった、どちらがホームか分からない試合で、右往左往する柏の有様は見ていて痛々しかった。
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退場者とか大量リードとかかわいそうな面はあるけれど、それにしても差は歴然としていた。ほとんどの面で甲府が勝っていたし、何より柏の選手のメンタルの弱さがあれじゃあ、応援し続けるサポーターも報われない。放送中にも言われていたけれど、目立つのは土屋ひとりのがんばりばかりで、多くの選手がやる気のないようなプレーでやすやすと個で負ける（というか勝負すらしていない？）のが見ていられなかった。
一方、甲府は誰一人サボらず献身的に目一杯動き、リーグ戦でもここまで上手くできた試合はそうないんじゃないかと思わせるすばらしいサッカーだった。言うことなし。
さて、これで来期のJ2参加チームも決まった。J1からは神戸、ヴェルディ、柏が降格し、京都、福岡、甲府が昇格で去った。JFLからは愛媛FCが新たに参戦する。
本来なら落ちてきたチームは無条件で来季の昇格候補なのだが、今日のような試合を見るとそれも疑わしいかな。来季はあのメンバーから主力が何人も抜けたのが戦力なわけだし。そしてその柏より順位が下の2チーム。おまけに監督も代わる。いきなり結果を出すのは難しいだろうし。
監督といえば、今年のJ2上位では仙台と山形も監督交代らしく、開幕直後の状況次第では来季も今季以上の大混戦なんじゃないかという予感がひしひしと。横浜もそこに1枚噛めればなあ、と淡い期待。
