会社を定時退社し、三ツ沢へ。バスがアイドリングストップで空調を止めているものだから車中がたいへん暑く、へんな汗をたっぷりかいてしまい、スタジアムにつくなりビール。一口目は旨かったのだけれど、飲み終えた頃には嫌な酔い方だとわかる、鏡で自分の顔を見たら真っ青だろうという非常にまずい状態。体調が悪いのをごまかしごまかし過ごしている日々だが、アルコールは控えていた方が良かったか。
スタメン発表。
城 カズ 吉武 山口 内田 北村 中島 浮氣 トゥイード 河野 菅野
ミドルウィークということもあるのか、上下の運動量が求められる両サイドを替えてきた。吉武を見るのは久しぶりのような気がする。岩倉が前節の怪我で出られず、右SBには河野。
お客さんの入りは、ミドルウィークとは思えないような出足の良さ（発表では6,500人を越えた）。
試合開始。入り方はまずまず。京都のFWへの楔のパスに対しては、自由にさせないようにDFがよく対処していた。
13分、京都のFK。そこそこ距離はあったのだが、鈴木悟の直接ゴールを狙う強いキックが壁を越え、菅野の手を弾いてそのままゴールイン。先制を許す。確かに早い時間の失点ではあるが、直接FKではいかんともしがたい。
失点はしたものの京都の一方的なペースというわけではなく、しかしお互いそこそこ無難に守り、そこそこチャレンジし、ゴール前が少ないという、観る方からすればあまり面白みのない試合。
攻撃は、京都の守備が上手くチャンスは少ない。サイドに追い込まれてボールを奪われたり、中盤から先がつながらない。吉武、北村ともまあまあの出来だが、クロスの精度がない。
後半に入ってもなかなかリズムが変わらず、お互いに決めきれないのだが、後半も半ばくらいになると若干横浜が攻勢ぽくなる。後半めっきり目立たなくなった吉武に替えて智吉を入れると、中島とのコンビなど、高い位置まで侵入する機会が増える。27分、中島がサイドラインあたりからゴール前へクロス。インプレーなのにいつの間にか上がっていたトゥイードが、ヘディングでは競り勝てなかったもののこぼれたボールにすばやく反応してシュート。ゴール前に詰めていたカズがきっちり押し込んでゴール！ 同点とする。
京都はアレモンに替えて田原。残りの時間はお互いに中盤が空き、カウンターの応酬となる。だが決めきれず、引き分けで終わった。試合後は京都側からブーイング、横浜側からは拍手。
なぜか京都とはそこそこの試合になるんだねえ。相性と言ってしまえばそれまでだけど。ともかく連敗はストップ。
その他雑感。
- 山口が試合ごとに効いてくるのがよく見える。山口のところで奪って攻撃の起点となるとき、大きなチャンスが生まれていた。しかも中盤の底であれだけ落ち着いてボールを持てる選手だから、後ろからは預け易いし、矯めてからの展開もいい。本人の攻撃参加も出てきたし。
- 吉武はドリブラーの印象だが、意外と球離れが良く、サイドチェンジのパスなんかもなかなか。ポジションにこだわらずFWを追い越したり、平気で中盤を突き進んで行ったりと、動きも面白かった。
- 北村はサイドの練習あんまりしてないのか、縦の突破は良いがクロスがダメ。最後の最後に決定的なクロスを上げたが、あれでチャラにはならないよ。
- そして、カズの2試合連続ゴール。ゴールへ向かうプレーだけでなく、入れ替わったりのコンビプレーもすごく多く見られるようになって、これからもゴール量産の予感。
週末は平塚で湘南戦だ。スタンドでちらしを頂いたが、どうやらダービー企画第2弾があるようだ。チケットは既にローソンで購入済み。
