もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

驚きの補強

会社にて、ケータイに届いたメールで山口素弘と浮氣のレンタル加入を知る。抑えようとしても自然とにやけてしまう。
恐らく多くの方と同様に、「山口素弘」という名前には格別な感情が湧く。乞われて新潟に行き活躍し、すっかり馴染んでいる姿を見て、何とも言えない複雑な思いに駆られたものだ。まさかまたその背中へ声援を送ることになろうとは。
ともに経験豊富な、中盤の守備的なプレーヤー。代表経験のある山口と、山形時代にワンボランチで利きまくっていた印象が忘れられない浮氣。マシューが抜けて以来ずっと不安視されていた中盤の底への、紛れもない大型補強だ。レオックマネーさまさま?
戦力としての疑いはまったくないが、これがオーナー独走の補強ではないかといぶかしむ気持ちもある。2年計画で土台作りをするはずだった今年の、まだ半分が終わった時点での相次ぐビッグネーム獲得は、果たして足達監督やチームが目指すものと相容れるのだろうか。30代がずらりと並んだスタメンでMake Progressと言い続けるのか。成長株の若手たち、北村、貞富、内田あたりが割を食って出場機会を減らすのは目に見えている。
今年の躍進が目立つ札幌や鳥栖のような未来像を想像して、我慢の年だと自らに言い聞かせていただけに、こういう展開を素直に喜べなくなってしまっている。贅沢だという声が聞こえそうだが。
そんなもやもやとした気分も、三ツ沢でプレーする彼らの姿を見ればすっ飛んでしまうのだろうか。