もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

vs湘南ベルマーレ

いつものごとくに時間の余裕もなく、財布、定期券、タオルマフラー等をかばんに突っ込んで出発。平塚駅からは歩くことも多いが、今日はシャトルバスで競技場へ。天気はよく、あたたかい。
当日券売り場にて自由席を購入。今年から券種がわかりやすくなったんだね。去年までのサポーターズシートと比べたら値上げだが、あんなに細かく区切る意味もなかったとは思う。アウェイゴールラインの延長線上あたりの高い位置に座って試合開始を待つ。
すぐに選手が練習に出てきて、スタメン発表。

    城  ジェフ
中島  富永  内田  北村
佐藤 山尾 トゥイード 早川
      菅野

ほぼ雑誌や新聞の予想どおりの4-4-2。足達監督はこのシステムでどんなサッカーをするのだろうか。
始球式なんかがあり、いよいよ今季開幕戦の試合開始。
まず横浜はロングボールを使う。城とジェフがサイドに流れたりしながら、DFラインからでもボンボンとロングボール。でもこぼれ球はまったく拾えず、カウンターを食らう。
3分。ペナすぐ横からの角度の無いFKを、湘南の新加入・加藤望に直接決められてあっさり、もうほんとうにあっさりと先制を許す。早すぎてちょっと呆然。
まあ見てる方としては、こんなのは交通事故みたいなものだからと気にせず行こうよ、なんて考えてたのだが、ピッチではそういうふうには考えてなかったらしい。この失点が影響したのか、横浜の攻撃は落ち着きがない。守備では積極的に追うのだが、いなされて逆サイドに振られるともうそこには広大なスペースがあったりDFが足りなかったりで、かなり不安。セットプレーでも相手選手の誘いに易々と崩されてあわや、というシーンが続く。そしてファールが多い。
12分。右を破られてのグラウンダーのクロスに走り込んだ柿本がシュート。それほど強烈でないシュートだったが菅野止められず、2失点目。
これで試合は終わってしまった。その後の試合は寒くなった気温と同様にお寒い内容で、あまり書く事はない。
その後湘南は確実に守備からカウンター狙いで、無闇に攻めてこっちにスペースを与えたりはしてくれず、湘南ゴールを脅かすことすらなくあっという間に前半終了。後半もほぼ同じペースのまま何も起こらずに試合は終わってしまった。
試合終了後はサポーターの前にあいさつに来た選手たちだが、今日はなんだかすごく近くまできて整列する。最初ということもあってかそれほどひどい野次とかはなかった。その後遅れて監督もやってきて、身を乗り出して叫ぶサポーターの声にも、臆せず耳を傾ける。随分と誠実な人なんだなあ、と好感を抱いてしまった。
早い時間での失点ですっかりペースを乱された横浜。次節のホーム開幕戦では主導権を握って、監督のやりたいサッカーが見られることを期待します。
では感じたことを箇条書きにしてみる。

  • チーム全体がミス多し。開幕戦で緊張していた?
  • 戦術的な共通理解が不足しているのか、何をしようとしているのかが見えない。
  • 後半に城が中盤まで下がってきたが、それまではピッチ上のどこにもボールが収まる場所が無かった。
  • 湘南のカウンターが上手かったというよりも、横浜の守備が悪かったということだろう。会場ではあの信藤監督時代を思い出してしまった人もすくなくないはず。今日だけだと思いたい。
  • トゥイードが今まで見たなかで一番悪い出来。スピード勝負の相手だときついのか。
  • 目立つミスが多かった内田には野次も飛んでいたが、バランサーとしてよくボールをつないでいたと思う。少なくとも何かをしようとしていた数少ない選手だった。ミスも相手のマークがきつかったのを考慮すれば仕方ない部分もあるし。
  • その内田の隣で何もできなかった富永。まだこのチームでの役割を掴みきれていない感じ。
  • サイドハーフで出場の中島。流れの中で右でプレイしたりもしていたのが新鮮だった。ドリブルは相変わらずいいね。
  • 最後にちょっとだけプレイしたベベ。同じく途中出場の大友へ出した右足のスルーパスは見事で、これはすごい選手かもしれないと期待を抱かせる。
  • 足達監督。2点差なのになかなか動かず、そして結局交替要員を余らせてしまった。前任が前任だっただけにもうちょっとガツガツしててもいいのにと、ちょっと物足りなくもある。
  • そして、こうやって試合のことをああでもないこうでもないと考えられるシーズンの到来にうれしさを隠せない自分。