もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

そろそろ落ち着いてきた

劇的勝利の余韻も去ると、あそこまで苦戦したのは何だったのだろうと改めて考えたりもするのです。昼寝のし過ぎで眠れない今夜のようなときは特に。
失点シーンの少し前、相手右サイドから縦を突く北朝鮮の選手に応対するためにサイドいっぱいまで出てくる中澤を見て「お前がそんなとこで守ってちゃだめだろ!」とTVの前で言ったのを覚えている。中澤の開けたスペースを埋めるような動きは誰もしてないんじゃないか。守備の約束事がちゃんとあるのかを視聴者に疑わせるようなチームははじめてだが、もう慣れてしまった。
あの時間帯は局面で易々と数的不利になる守備に罵りの言葉が出ていた。ほんのもうひところがりでゴール前にどフリーで抜け出されるような気がしていた。そして、右サイドからピッチを横断するように左までボールがわたると、案の定フリーな選手がいてズドン。
試合が終わった時にはただ勝利したことがうれしかったが、よく考えたら試合前は楽勝だと思っていたのだ。それがこの危なっかしい勝ち点3。「大黒様」などとはしゃぐメディアはともかく、ネット上では不満の声をあちこちで目にする。
それでも、あの試合での日本代表がそれほど酷かったとは、今でも思っていなかったりもする。それどころか、ここ最近では珍しく気持ちの入った試合だったんじゃないか、と。もしかしたら、代表が持っているべき強さの尺度を、いつの間にか自分の中で下げてしまっているのかもしれない。だとしたら悲しいな。